「昼顔」に次ぐ不倫映画・おすすめ5選「恐怖作から話題作まで」

映画やドラマのテーマは「非現実的」が、つきものですよね。

その代表のテーマになりつつあるのが「不倫映画」や「不倫ドラマ」。

ドラマと映画で話題になった「昼顔」があまりにも有名です。

しかしその他にも、名作と言われる「不倫映画」はたくさんあります。

今回は、そんな非日常を

「怖いもの見たさ」

に近い感覚で楽しんでいただける、邦画の「不倫映画」を厳選いたしました。

ズブズブ「不倫映画」邦画5選を紹介!

1位「紙の月」

引用<amazonより>

年下の男(池松壮亮)と快楽の「るつぼ」に溺れた既婚者のリカ(宮沢りえ)・・・。
気づいた時には、犯罪者になっていた!

個人的なコメント・浅い幸せを求めるとこうなる、という転落映画です。

2位「永い言い訳」

引用<amazonより>

不倫していた幸夫(本木雅弘)。
ある日突然、妻(深津絵里)が事故で死亡し、不倫相手(黒木華)にも捨てられて・・・。

個人的なコメント・男って子供なんだな〜としみじみ痛感した作品でした。

3位「北のカナリアたち」

引用<映画.comより>

不倫した事によって、教師として長年住んでいた町を追放されたハル(吉永小百合)は、かつての教え子(森本未来)が殺人犯となり逃亡している謎を探ろうとして・・・。

個人的なコメント・私的には、湊かなえ原作でイチオシの作品。
ハルの母性が深いゆえに、誰かを傷つけてしまった・・・というストーリー。

4位「愛の流刑地」

引用<amazonより>

小説家の菊治(豊川悦司)は愛人であった冬香(寺島しのぶ)を殺害してしまう。
その動機はなんだったのか?
周りの男と女の愛憎をも巻き込む、衝撃的な殺人事件!

個人的なコメント・男の欲望に微かな望みを抱いてすがりつく女・・・。
愛欲に溺れすぎると理性を失う、という物語。

5位「透光の樹」

引用<amazonより>

既婚者の今井(永島敏行)は、25年前に取材した人の娘・千桐(秋吉久美子)を愛してしまい・・・。
借金に苦しむシングルマザー千桐に、借金を肩がわりするから愛人になってほしい、と今井は言う。

個人的なコメント・罪な男に愛された女はどんな人生を歩むのか。
幸せか不幸なのか、と問われるラブストーリー。

ランキングに共通する不倫のテーマは?

以上、1位から5位までのランキングでした!

共通して言えるのは、不倫したあと足枷(あしかせ)を負うのは男。
迷子になるのは女・・・というところでしょうか。

このランキングにあげた映画を見てみると、「結局男は勝手な生き物で、女がそれに振り回されている」という見解です。

5位の「透光の樹」は、失楽園がブームの時に公開された映画でした。
なので、あまり注目されなかった映画ですが、何故か私は当時のCMが印象に残っています。

地味なストーリーなのに、だからこそやけにリアルで。
こんな物語が本当に身近にありそうな気持ちにさせられます。
しかも相手の男性が【悪魔的に罪深い】のも、憎いところ。

不倫映画の【男性主人公】を比較してみてわかること

たとえば5位の「透光の樹」の今井は、優しさの魔力を持っている男。
透光の樹と呼ばれる神木(しんぼく)で、秋吉久美子演じる千桐と今井は恋に堕ちます。

不安げでおとなしく、何も求めない千桐。

今井はそんな千桐が、不安にならないように【魔術】をかけるのです・・・。

こんな言葉の魔術をかけられたら、おとなしく「待つ女」になってしまうかも・・・と、感心させられてしまいます。

とにかく【悪魔的に優しい男】なんですよね。

反対に4位の「愛の流刑地」での菊治は、今井の真逆。
こちらも神木で恋に堕ちます。

それなのに、主人公の男は対局なんですね。

オマージュ?と思わせる演出でした。

不倫相手の冬香は、不倫関係が進むうちに離婚の危機に陥ります。

そのことを菊治に相談しても、菊治はいつまでたっても無言。

無言今までと全く変わらず、菊治は冬香の体を求めるだけ・・・。
これって女としては辛いですよね。

「愛してる」と言いつつ、冬香を崖に追い詰めているんです。

しかもそれが無意識なのが怖い。

渡辺淳一の不倫作品は、終わりに希望がないんですが、考えさせられる作り方になっているのが、ただの官能小説とは断然に違うところです。

一方、3位の「永い言い訳」の幸夫は「子供そのもの」。

子供は母親が愛してくれて当たり前、と思っています。

だから亡くなった妻が、自分を一生懸命愛してくれていることに胡座(あぐら)をかいていたんです。

いざ妻が亡くなって、自分が1人になると心細くなる・・・。

そんな中で、色々な人達との出会いがあった幸夫。

自分にとって、「なにが1番大事なのか」ということに気づいた時、子供から大人の男になるんですね。

実はこの本木雅弘の演技や、主人公の立場こそが、現実の男性には多いように思います。

人生の先を楽観視しすぎて、自分の衝動を抑えられない・・・。

こうゆう男性は、母性本能が強い女性にはたまらなくウケそうですね。

まとめ

今回は、個人的にマイナーと思われる「隠れた名作」的な不倫映画を5選、紹介いたしました。

不倫をする場合、女性の場合はのめり込んではいけません。

どこかに「ドライな女」の部分を秘めておかないと、上記のランキングのようになってしまうかも・・・。

それは、犯罪者になったり死に追い詰められたり、という怖い展開です。

しかし夢の中に漬け込まれてしまった女性は、どうしてこんな状況になったのかイマイチわかっていないのです。

ですからドライな部分を持って、現実も見ていかないといけないんですよね。

不倫に溺れる女の対比には、「紙の月」の銀行員・恵子や、「愛の流刑地」の弁護士・ミユキなどの女性が登場しています。

かわって男性陣は、不倫に対してのめり込み方が違います。

心のどこかでゲームのように不倫を楽しんでいる傾向が強いです。

ですから不倫の恋が終わった時(女性に捨てられた時)、「あれ?なんでだろう?」としか思いません。

そして自分の不倫を美談に書き換えて、哀愁に浸ります。

つまり男性と女性とでは、不倫(恋愛)に対するスタンスがちがうんですね。

「非現実」の世界の中だけに、とどめておきたい「不倫」。

映画や小説の世界だからこそ、不倫は美しく見えるのかもしれません。

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投稿者:

ロージー 谷

コラムニスト/栄養士 映画評論家・美容家・翻訳家

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