アカデミー最優秀男優賞候補・菅田将暉!「アルキメデスの大戦」を解析

第43回「日本アカデミー賞」がとうとう今夜発表されました!

コロナウィルスの影響で、残念ながら優秀賞受賞者のみでの開幕ですが、その栄誉はこれからの俳優人生に多大なる影響を与えることに、なんら変わりないでしょう。

しかもこの受賞にノミネートされた作品が、どんな映画なのかかなり深堀されるので「面白そう!」と、より興味をもてますよね!

今回はそんな秀悦な2019年発表の映画作品の中から、映画「アルキメデスの大戦」のあらすじとネタバレ、考察について紹介したいと思います!

映画「アルキメデスの大戦」のあらすじとネタバレ考察

映画「アルキメデスの大戦」は、第二次世界大戦で作られた戦艦ヤマトの物語です。

これからの戦争は航空機が主体になり、巨大戦艦は不要になるであろう」と考えている山本五十六海軍少尉は、平沼忠道造船中尉が計画している無駄に大きい巨大戦艦の建造計画案ではなく、対航空機戦闘を考えた藤岡嘉男の案に賛成する。一方、平山は不当に安い見積もりで、自らの巨大戦艦の建造案「大和」を新型戦艦造船会議で通したいと考えていた。平山の計画を阻止するために、山本は、元帝大生の櫂 直(かい・ただし)を海軍主計少佐に抜擢する。

櫂少佐とその部下、田中正二郎少尉は、特別会計監査課の課長として、平山案の見積もり金額の嘘をあばくために奔走し、その過程で日本の技術戦略にまつわる数々の矛盾に直面していくことになる。

と、文章にするとあっという間に終わりそうなエピソードですが、実は壮絶で迫力ある濃密なストーリーでした!

映画「アルキメデスの大戦」を斬新に考察!

映画「アルキメデスの大戦」の主演は、主人公である櫂を演じた、俳優・菅田将暉です。

脇を固めるアシスタントには、アカデミー賞ではもう常連の女優、安藤サクラを妻に持つ柄本佑(えもとたすく)が演じていました。

この2人はプライベートでも仲が良く、とても息の合った演技で小気味よく物語が進んでいきました。

そして菅田将暉の活舌の良さ、セリフ回しがとても心地よかったです!

また優秀助演男優賞を受賞した柄本佑も、小声の演技なのに、はっきりと聞き取れる発音で聞き取りやすい映画展開になっていました。

物語が「お芝居である」と、気づかれることなく、その物語に観客を引き込んでいく力を持った俳優陣の起用。

今回の映画「アルキメデスの大戦」は、そんな配役が大当たりだった映画と言えますよね。

そして映画のストーリー展開も、ラストに大どんでん返しが起こります。

軍隊をあんなに嫌っていた櫂が、最後には昇進し、最後まで戦艦ヤマトの末期を見送る・・・日本に作られた【大きな墓石】として。

日本人の固い先入観を正すために、戦艦ヤマトの建設を遂行する決断をした・・・そんな櫂の狂おしいほどの苦しみがスクリーンから伝わってきました。

映画「アルキメデスの大戦」から観る映画「男たちのヤマト」

戦艦大和は同型艦(大和型)で僚艦の戦艦武蔵らとともに、フィリピンのレイテ島付近のレイテ沖海戦に参戦したが、戦果は芳しくなく、武蔵など多数の艦艇を撃沈されるという、最悪の展開から開始される。その後は軍令部及び連合艦隊司令部から、「護衛機無しで特攻を行え」という無謀な命令が出て、大和は沖縄での特攻戦に向かう途中でアメリカ軍に撃沈される。
大和沈没後、神尾は大和の乗組員だった西哲也の母のサヨを訪問し、「哲也が戦死したが、立派な最期だった」と賞賛したが、サヨは神尾だけ生き残ったことを咎めたり、哲也の死を受け入れられなかったりした。

映画「アルキメデスの大戦」で、戦艦ヤマトを作ることを反対していた櫂は、その正しい見積もりを出すために、実際のヤマトに近い戦艦をもとに【ヤマトの設計図】を作り始まります。

そして櫂はついに設計図と使用する鉄の量、そして導き出した方程式から【正しい戦艦ヤマト】の巨額な見積もりを見いびきだしますが・・・。

そのときにすでに櫂の心の中に戦艦ヤマトに対する愛情が芽生えていたのでした。

そして藤原嘉男の意向を聞き入れ、戦艦ヤマトの建設に協力することになった櫂。

一方、冒頭で、ヤマトの建設を阻止したい山本五十六は

「戦争を起こすさないための空母だ!」

と櫂を説得し、ヤマトの建設よりも航空母艦の建築に力を入れていましたが、その真意は・・・

やはり戦争に打ち勝つため!という理由からの航空母艦の建築案だったのでした。

まとめ

今回は「第43回日本アカデミー賞」で、主演男優賞・助演男優賞を受賞した映画「新アルキメデスの大戦」の紹介をしました。

映画「アルキメデスの大戦」は、動画配信サイトparaviやunext、TUTAYAディスカス、dtvで視聴することができます。

また菅田将暉は2019年、映画「アルキメデスの大戦」以外にも舞台「カリギュラ」で妖艶なメイクをし、熱演しています。

毎年のアカデミー賞では優秀男優賞を受賞している菅田将暉。

今回、最優秀主演男優賞の受賞は逃しましたが、受賞した松坂桃李は【同じ事務所の先輩】なのだそうです!

来年こそ、菅田将暉の受賞がかなり可能性が高そうです。

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投稿者:

ロージー 谷

コラムニスト/栄養士 映画評論家・美容家・翻訳家

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